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2022.10.17

松本市にてセミナーを開催しました

10/2日曜日に松本市のアルピコプラザホテルにて、弊所主催のセミナーを開催しました。

30名の定員のところ、たくさんの方からお申込みを頂き当日は満席となりました。

第1部として、(一社)日本自閉症啓発推進委員会代表 社会保険労務士法人プライド代表の平野厚雄先生より、『みんなちがっていいいんじゃない?~自閉症の息子とともに生きる~』を題目としてお話を頂きました。

ご自身の体験を通して、自閉症スペクトラム症のお子さんの日常生活、また障がいがわかってからのご自身の心の葛藤や障がいの受け取め方・・そして現在から将来へのお話。

発達障害を持つ親として、同じような気持ちで子供の成長を見てきたことを思い出しつつ、平野さんの経験を通して語られる言葉に感動しました。中でも、障がいを持つという事を変えることはできないが、自分の解釈は無数にある。自分の心持ちで障がいは可能性にもなり得るというところがとても印象深く残っています。

平野先生は年間で約180回セミナーを開催されており、自閉症スペクトラム症の啓発活動に尽力されている素晴らしい内容の講演を拝聴することができました。これからも自閉症スペクトラム症の子供の子育てに迷い、悩む時があると思います。(現在も毎日です・・)

そのような時は今回のセミナーで聞くことが出来た、平野先生のお話を思い出して乗り越えていけたら・・と思いました。

第二部は弊所代表の奥原が「障がいのあるお子さんのための『親なきあと対策』のすすめ~大切な資産をどう残す~」と題して講演をしました。

弊所では相続税申告をお受けしています。一般的な相続の場合と、お子さんが障がいをお持ちの場合の相続について比較しつつお話をしました。また、障がいをお持ちの方なら一度は考える成年後継人制度を交えて、将来問題となり得る事例を含めてお話させていただきました。

続けて、代表本人が行っている遺言書の作成、保険信託について実際の例を挙げて説明しました。両親の遺言書を作成しておくことにより、大きなお金や不動産の権利など、障がいを持つ子供本人に大きな判断をさせずに、資産を守りながら必要なお金を維持していくための信託保険について説明しました。

また、社会問題化している『8050問題』にも触れ、将来障がいをお持ちの家族が起こりやすい事例を踏まえて将来に向けて『ベストではなくても、今準備できることを進めていく』というお話をし、講演は終了しました。

写真のお二人が来ているTシャツですが、今回のセミナーの表題名がプリントされているものです。平野先生が活動されるときはこのTシャツをいつも着られるそうです。このTシャツを作成した思いについてもお聞きしながら、今回のセミナーを終了させていただきました。

当日ご参加いただいた方々、

司会を快諾して頂きましたフリーアナウンサーの西村容子様、

そして今回素晴らしいお話をしていただいた平野厚雄先生に感謝いたします。

弊所ではこのようなセミナーを今後も開催していけたらと考えています。開催する際はHPや広告媒体でお知らせしたいと思います。

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